DIYで本格的な家具づくり
趣味で家具づくりをはじめて2年ちょっと。教室にも通いながら、少しづつ技術を学んできました。
最近作ったのは、2段の整理箱。引き出しの前板はタモの無垢材を使ってます。普通のデザインですが、取っ手となる部分は円形にくり抜いてアクセントにしてみました。
箱の外枠は同じ材でもよかったのですが、試しにランバーコアの表面にタモの突板を貼って作成してみました。突板も表面は無垢のタモなので、見た感じや触った感触に違いはなく、いい感じに仕上がりました。
引き出しは、手加工の練習も兼ねてノコとノミだけで5枚組み接ぎに。
キャビネットづくりに挑戦
今年は、少し大きめの箱物家具にチャレンジしてみようと思います。
作るのは、このキャビネット。スケッチアップで作図しました。
扉の内側はこんな感じ。棚は可動式にします。
製作のポイントは次の3つです。
1 広葉樹で高級感のある家具に!
材料はウォールナット等とも並ぶ高級木材であるブラックチェリーを使い、シンプルかつ高級感のある家具に仕上げたいと思います。
2 フラッシュ構造の突板で、軽い家具に!
このような大きめの箱物家具を作るとき、すべてを広葉樹の無垢材にしてしまうと、かなりの重量です。(費用面でも厳しい。)そのため、側板などの箱の外側部分は整理箱と同様に突板に。また、フラッシュ構造(中を一部空洞)にして、できるだけ軽く、それでいて無垢の質感を活かせる家具にしたいと思います。
3 扉は框組に!
扉は、框組構造にして鏡板(またはガラス板)をはめ込んだものにチャレンジしたいと思います。框はほぞ加工や鏡板を入れる溝加工など、精度の高い加工が必要となってきます。
手道具と限られた電動工具でのチャレンジ
このように、プロの木工家が作られるような本格的な家具を目指していますが、自宅には十分な設備はありません。(今、持っているのは、ノコやカンナ等の手道具のほか、丸のこ、トリマー、電動ドライバー等の限られた電動工具のみです。)
私のようなアマチュアでも、時間をかけて、治具など工夫することで、どこまで本格的な家具をつくれるか、チャレンジしてみようと思います。